薪ストーブの費用は何で決まるのか

薪ストーブの見積りは、本体・煙突の材料・工事費の3つに分かれます。本体の値段だけを見て比べると、総額が倍近く違うことがあります。差がつくのはほとんどが煙突です。

内訳と目安の金額

専門店が公開している内訳では、次の金額が目安とされています。

項目金額の目安何で変わるか
本体20〜100万円大きさ、鋳物か鋼板か、触媒の有無、輸入ブランドか
煙突などの材料45〜65万円煙突の長さ、断熱二重煙突の割合、曲がりの数
工事費20〜55万円屋根の形と勾配、足場の要否、炉台や壁の耐火工事
総額100〜160万円―

出典:エープラス「薪ストーブにかかるお金のこと」(2026年9月25日確認)

本体以外に65〜120万円かかる計算です。煙突は「本体のおまけ」ではなく、費用でも安全でも主役だと考えたほうが実態に合います。

見積りで確認したい6項目

  1. 煙突の種類と長さ:断熱二重煙突をどこからどこまで使うか。シングル煙突が長いほど安いが、ススが付きやすくなります
  2. 屋根まわりの処理:屋根を抜く場合の防水処理が含まれているか
  3. 炉台・炉壁:床と壁の耐火処理が工事費に入っているか、別途か
  4. 足場:2階建てや急勾配の屋根では足場代が別に出ることがあります
  5. 現地調査の有無と費用:無料の店と、遠方は出張費がかかる店があります
  6. アフターの条件:初回の点検や煙突掃除が含まれるか

使い始めてからかかる費用

毎年かかるのは薪と、煙突掃除・点検です。煙突掃除は専門店が料金を公開しており、1回あたり22,000〜25,000円ほど、本体のメンテナンスと合わせると40,000円ほどという例があります。出張費が別にかかる店もあります。

いずれも2026年9月25日に各社サイトで確認した金額です。

薪は、自分で割るか、買うかで大きく変わります。薪の販売をしている店なら設置と合わせて相談できます。エリア別の一覧では「薪の販売」の有無を載せています。

自治体の補助が使えることがあります

市町村によっては、本体の購入費に補助が出ます。たとえば松本市の制度は、本体購入費の2分の1以内・上限10万円で、二次燃焼機能または熱効率60パーセント以上のストーブが対象です。

注意したいのは購入・設置の前に申請が必要な点です。設置してからでは間に合いません。台数の上限もあるため、年度初めの受付時期を確認してください。

出典:松本市「薪ストーブ等購入者に助成します」(2026年9月25日確認)。制度の有無と金額は市町村ごとに違います。お住まいの自治体の最新の要項をご確認ください。

見積りを取るなら

煙突の見積りは、家の形を見ないと出せません。まずは対応エリアの店に現地調査を頼むのが早道です。

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